心の解放を求めて
頭の中が忙しくて落ち着かない。心に焦りを感じる。仕事のこと、やりたいこと、これからのこと。睡眠も浅くて、脳が休まらない感じ。息が詰まりそうな日々を過ごしていた。
そんなある日、今の環境から抜け出し、少しペースを落としてゆっくりしたいと思い立つ。むしろそうしなければ自分がダメになる危機感さえわいてきた。とりあえず今の考え事はいったん置いといて、心を解放する場所を求めて。
そんなときは一人旅がいい。誰にも気を遣わずに、心赴くままに行動するのが今の気分。そんなとき、インスタグラムから流れてきた『じぶんジカン喫茶室』の投稿。6月から9月は夏季休業とのこと。それなら今しかない!と直感で予約ボタンを押していた。
「ゆったり」の環境がもたらす効果に、ひとすじの光を求めて。
『じぶんジカン』とは
ところで、『じぶんジカン』って?と思っている方もいらっしゃると思いますのでご紹介。『じぶんジカン』は、”心地よく生きるため”の紙のノートを展開している。
ノートには自己分析、強み、働き方などのテーマが用意されており、問いに答えながら、自分とじっくり向き合う時間を提供してくれる。その他に自身の体験や感情を綴ったエッセイ集も。やさしい文体で語られる深い思いに、大変共感させられる。
じぶんジカンHPはこちら
働き方に違和感を持ち始めたころ、ノートとエッセイ集を購入させていただいた。
問いに対してノートに書き出すことで、頭の中でぐるぐるとしていたことが整理されていく。答えが書いてあるのではなく、少しずつ自分の中から答えのようなものが出てくる感じ。
エッセイ集を読めば読むほど共感が深まる。頷いたり心に深く響くたびに線を書き込んだ。今まで気にしないフリをして放置してきた感情が湧きあがる。

左)働き方を考えるノートと右)自分に無理なく はたらく暮らす エッセイ集
『じぶんジカン喫茶室』について
『じぶんジカン』は、ノートブランドの他にカフェを運営されている。場所は海と山を満喫できる伊豆高原。※カフェの営業時期については、HPやインスタグラムをチェック。
自然に囲まれて、美味しいコーヒーとともにノートに綴ったり、読書したりと一人時間をゆったり静かに過ごすことができる。カフェの多くが混雑している都心ではちょっと贅沢な環境。PC作業がNGなところも◎
いざ、伊豆高原へ
慌ただしい東京を抜け出した週末。新幹線乗り場は多くの人でごった返している。静かな環境とはほど遠い。
東京駅から新幹線「こだま」で熱海まで行き、JR伊東線へ乗り換えて、伊豆高原まで直通。途中伊東からは伊豆急行線に切り替わる。片道の自由席券を購入して、新幹線に飛び乗る。まだ脳はスピードモード。
熱海から乗ったのは、「キンメ」と呼ばれるリゾート21という全車自由席の普通電車。ゆったりとした座席でちょっとした旅気分。混雑から逃れてホッとする。

リゾート21「キンメ」

金目鯛もようの座席が可愛らしい
熱海あたりから景色が自然味を帯びてきた。伊豆高原に近づくにつれて、海と山が絶景すぎて感動した。特に川奈から富戸辺りが個人的には気に入っている。車窓の風景に「おおっ!」と何度も心が震えた。

海の背景、すごくないですか?

広大な景色に心が洗われる
『じぶんジカン喫茶室』体験レポ
伊豆高原駅から徒歩12分ほどでカフェに到着。道の途中は緑が目にやさしくて空気が美味しい。心と体はすっかりゆったりモード。
3席あるうちの1席をを選んでカフェオレを注文。とても落ち着く店内。早速手帳時間に没頭した。お庭の緑を見ながら、カフェオレをゆっくりと味わう。風に揺れる草木にしばらくボーっと見入る。そのうち、うぐいすの鳴き声が聞こえてくる。”ホー、ホケキョ”と合わせて、笛を吹いているような華麗な歌声を披露してくれるウグイスにうっとり。

喫茶室では『じぶんジカン』のノートやエッセイ集なども購入できます
店主さんがセレクトした本が並ぶ本棚には、惹かれるタイトルが沢山あった。どちらも捨てがたい。直感で数冊選んで机にキープしておいた。カフェは2時間半の時間制。全て読むのは難しいけれど、数ページパラパラとめくる時間がなんだかうれしい。スマホでスクロールして読むよりも脳のペースが穏やかな気がする。
「ゆったり」の環境は脳をやわらげたり、心のペースを落とすことにつながった。本当の自分はゆったりペース。それを無理やり外側に合わせて苦しくなっていたと自覚した。
こうして少しの余白を取り入れることで、現状を客観的に見つめることができた。この時間が理想の方向へ進むきっかけとなると嬉しい。
さて、もう一杯コーヒーをお代わりするとしますか。



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