10月の蚤の市巡り、最初に訪れたのは東京・丸の内で開催された「丸の内アンティークマーケット(Marunouchi Antique Market)」です。
ヨーロッパのアンティークやヴィンテージの品々との出会いを楽しみに、秋の丸の内仲通りへ。古い食器や雑貨には、長い年月を経てきたものならではの風合いや、今の暮らしにも取り入れたくなる魅力があります。
フランスの蚤の市に思いを馳せながら、お気に入りの一品を探す時間。今回は、丸の内アンティークマーケットの会場の様子や、心に留まったアンティーク、実際に出会った品々をご紹介します。
この秋は、丸の内に続いて京都、そして代官山蚤の市へ。アンティークを探す秋の一日を、写真とともに綴ります。
丸の内アンティークマーケットへ。秋の蚤の市巡りがスタート
からっとした晴天の一日。丸の内仲通りにはアンティークのお店がずらっと並びました。緑に囲まれた気持ちのいい環境のなか、心うきうきと、蚤の市散策が始まりました。
以前立ち寄った際に、とても心地よい環境で大好きなアンティークをゆったりと見て回ることができるのが心地よくて、今回も参加を決めました。
頭を空っぽにして自分の感覚を頼りに、心惹かれるものがあれば購入しようという感じです。

1940年代のフランス雑誌広告との出会い
最初に立ち寄ったのは、デザインに惹かれるヴィンテージのポスターが並んだお店「Eureka (エウレカ) 」さん。箱の中に立てかけられた沢山のポスター。1枚ずつめくってみると、「なにこれ、す、、素敵!」と感動が止まりません。

どれも素敵で、なかなか選べません。
そんなとき、1枚のイラストに出会いました。ベットサイドに飾ったら、リラックスしていい夢見れそうな感じ。じっとみていると店員さんがヴィンテージポスターについて教えてくださいました。
19世紀末から20世紀初頭に有名となった、アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)のポスターをはじめとした雑誌広告やポスターはイラストが主流でした。
当時の印刷技術は、”活版印刷”という手作業に近い丁寧なつくりのため、今でも色あせておらず、その美しさに着目してフランスから買い付けされているのだそう。
こちらの一枚に決めました!ダイソーのA4サイズの白いフレームに額装して、早速ベットサイドに飾って眺めながら、眠りについています。

フワフワと夢見心地なイラストに一目惚れ。
アンティークのクマちゃんへ、ちいさな贈り物
続いて、チェコやドイツの雑貨が並ぶお店「グリュックリッヒ (Glücklich)」さんへ。グリュックリッヒとは、ドイツ語で「幸せ」を意味するのだそう。素敵なお店の名前ですね。
この日はボタンが並ぶコーナーに惹かれて見ていると、店員さんが追加のボタンを入れてくれました。

昔のボタンはどれも可愛らしい。
うちには、パリの Jussieu (ジュシュー)蚤の市からやってきたアンティークのクマちゃんがおりまして、その子の服にボタンを付けたら可愛いかな?と。
来ている服もアンティークなので、ボタンも昔のものから探したいなぁと思っていたところです。沢山のボタンの中から選んだ購入品はのちほどご紹介します。

どのボタンがこの子に合うかな?
次に惹かれたのが、古道具や家具が魅力的なお店「フォグ (fog)」さん。小さな棚や裁縫道具入れ、机や植物を置くのに良さそうな椅子など。ついつい、何に使おうかな?どこに置こうかな?と考えるのが楽しくなってしまう古道具たち。

なかにはヴィンテージの日本製の引き出しや、ペン、インク、レターセットを入れる木製のおしゃれな入れ物が数点ありました。店員さんによると、「今はプラスチックが主流なのでこうした丁寧な造りのものは、とても貴重なんですよ」と。
現代のお部屋にもなじむシンプルな木製のデザインっていいなぁ。益々ヴィンテージやアンティークが好きになりました。

アンティークのクマさんが会場を更に和ませてくれました。

道に横たわっていたクマさんと目が合ったのでパチリ。
ディスプレイに惹かれたお店へ
今回の蚤の市で一番惹かれたお店「Yuge antique」は、ディスプレイがとても素敵でした。そのおかげで、アンティークの品々がどれも引き立っていると感じました。取り扱っている商品も今まで見かけたことのない一点もの。説明を伺えばうかがうほど、魅力が増します。

心惹かれる古道具が沢山あったお店のひとつ。
写真中央のペン先とその入れ物。「これらのペン先は全てこの小さな入れ物に入るんですよ」と楽しそうに店員さんがお話してくれました。
そしてペン先とその入れ物を入れた木箱。こちらはイギリス製の活字を作るための型のケースなのだそう。書くことに関連した素敵なストーリーが反映されたディスプレイに見惚れてしまいました。

3匹のクマさんと手引きのテリアさんが目立っていました。
アンティークや店員さんとの会話ですっかり癒された後は、コーヒーで一息。
店内でもアンティークが並ぶ Marunouchi Happ. Stand & Galley で一休み。緑が目にやさしく、心地よい風に吹かれながら、昔ながらの固めプリンを食べたら、この上ない幸せ。

このビジュアルには敵わないですね。
心ときめいた購入品
最後に今回の購入品をご紹介。まずは私のクマちゃんへの贈り物、チェコのアンティークボタン2つ。こちらをクマちゃんの服に取り付けたいと思います。ボタン付きの服を着たクマちゃんは、また別のブログで登場するかも⁈しれません。

左の白とゴールドのボタンを白いレース服の中央に付ける予定です。
次にYuge antiqueで購入した4点。ストーリーに魅了された、イギリスの印刷器具のケース。写真のように小物をディスプレイできる点がいいなと思い購入しました。この中にお気に入りを入れて部屋で眺めるのが楽しみです。
中に入っているイギリスのキャンドルブローチ。こちらは一目惚れでした。かなりワンポイントになりそうですね。店員さんも一目惚れだったそうです。


横からの眺めもカッコイイ。
残り2点は小さなときめき。ひとつはイギリス製の時計のパーツ入れ。蓋を開けると、真鍮の小さなパーツが入っていました。蓋に書かれた文字はパーツの名前なのでしょうか?
もうひとつはジュエリー店のスタンプ。お店では麻の布にスタンプが押されていて、とても目を惹きました。紙に押しても◎

直径2cmの小さな入れ物。内側がピンク色でオシャレ。

ノートの端に押して使うのもいいですね。
今回の丸の内アンティークマーケットでは、それぞれに違った魅力をもつ品々に出会うことができました。クマちゃんの服に使うボタンのように、暮らしの中で楽しむもの、いつかアンティークショップをもつ未来を思い描きながら選んだもの。
古いものとの出会いは、今の暮らしを楽しむだけでなく、これから叶えたい夢にもつながっているように感じます。
次は京都の蚤の市へ。「ぽね家本舗」の”ぽねさん”とお会いできること、又どんなアンティークに出会えるのか、楽しみにしながら、秋の蚤の市巡りを続けていきます。
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