「素敵だったな」と、何年経っても写真を見返したくなる場所があります。
2023年夏、表参道で開催されたDiptyque(ディプティック)のポップアップイベント「Un Air de Paris (アン・エール・ドゥ・パリ)」も、そのひとつでした。
パリの街を香りとともに巡るような世界観、美術館を歩いているような美しい空間演出、そして思わずシャッターを切りたくなるディスプレイの数々。イベントはすでに終了していますが、今振り返っても色あせない魅力があります。
今回は、当時撮影した写真とともに、ディプティックが届けてくれた特別な夏の思い出をご紹介します。
Diptyque 「Un Air de Paris」とは?
2023年夏に開催されたDiptyqueの特別なポップアップ「Un Air de Paris」。「パリの空気」を意味するこのイベント、一体どんな内容なのでしょうか?
パンフレットにはこう書かれていました。
「Un Air de Paris」は、Diptyqueとパリのエスプリを巡る旅への招待状です。オスマン建築の屋根と雲の間にある空想の道、それは、メゾンのインスピレーションとサヴォアフェール(職人技)の源へと通じる、夢のように美しい散策へと誘う旅です。五感を刺激し、多くの発見とイマジネーションを駆け巡らせます。
パリを空想しながら、ディプティックの香りと芸術品のような品々とともに、エリアごとにテーマを分けた園内を散策するというもの。体験型の美術館のようです。

ディプティックの起源について
1961年、パリ・カルチェラタン地区の中心であるサン・ジェルマン大通り34番地に3人のアーティストがブティックをオープンします。お店の名前は “2枚折りの絵画” を意味するDiptyque (ディプティック)と名付けられました。
当初は珍しいものを集めたコンセプトストアとして注目されましたが、やがてフレグランスキャンドルの作品が登場します。現在のディプティックのテーマでもある、「旅・芸術・自然・物語」を香りで表現するというものへと通じています。
パリのエスプリ(精神)といえば、美しさを大切にする感性、自分らしいスタイルを楽しむ、上質だけど気取らない暮らし、芸術や文化が日常に溶け込んでいる、香りや自然を楽しむ、読書やカフェなど小さな幸せを大切にする、古いものを慈しみ、新しいものと共存させる、などが思い浮かびますが、ディプティックの世界には、そのフランスらしい美意識を同様に感じます。

パリを歩くように巡る、香りのストーリー
入場すると、数々の商品が美しく展示されています。もちろん購入も可能で、皆さん楽しそうに香りを試されていました。ディプティックといえば、独特なグラフィックやイラストが描かれた外装。それらを眺めているだけでも、なんだか美術館の中にいるような感覚でした。香りも他にはない独創的なものばかり。どれもこれも試してみたくなります。



「イマジネーションの庭園」と名付けられたブースでは、遊歩道に沿って散策しながら、フレグランスキャンドルの植物の香りを楽しめるという贅沢な空間が広がっていました。

自然をモチーフにした、練り香水のケースは芸術品のよう。

白鳥が可愛らしい
イベント限定グッズ。インスタントカメラやパリの通り名をモチーフにしたタグ、小物入れ、コースターも、ディプティックの世界観が広がります。
限定シティキャンドル「TOKYO」。日本庭園の落ち着きを表現した、和の香り。ちょこんと蓋に乗っている小鳥が可愛らしいです。


職人技が光るアトリエ
3人のディプティック創業者たちは、世界の職人技を取り入れたフレグランスキャンドルやキャンドルホルダー、キャンドルポットをブティックに並べていきます。アトリエコーナーでは、原料や素材が用いられた製造工程を見ることができました。ディプティックから芸術作品を感じる理由がわかる気がしました。



ディプティックのフレグランスキャンドルをベースにした、自分だけのオリジナルペーパーキャンドルが作れる、クリエイティブワークショップが開催されていました。会場に展示したり、持ち帰ることもできるとのこと。

イベントでは、パリ流アール・ド・ヴィーヴル(暮らしの芸術)を楽しむ、アイスクリームコーナーが。また、ハガキのプレゼントも。イベント限定のスクラッチーカードは残念ながらハズレてしまいました。

Patisserie Asako Iwayanagi (パティスリー・アサコ・イワヤナギ)考案の芸術的なアイスクリーム

好きなハガキを1枚選べるとのことで・・

「Un Air de Paris」の一枚を選びました

コインに「Un Air de Paris」と書かれています!
イベントには、その瞬間だけの特別な空気があります。2023年夏のDiptyque「Un Air de Paris」も、今ではもう体験できませんが、写真を見返すたびに、香りや空間の記憶がよみがえってきます。
フランスらしい美意識や、アートを暮らしの中で楽しむ感性に触れられた、とても印象深い時間でした。
これからも、フランスの文化や暮らしを感じられる場所やイベントに出会ったら、このブログで少しずつ記録していきたいと思います。
この記事が、Diptyqueの世界観やフランスの美しいライフスタイルに興味をもつきっかけになれば嬉しいです。
最後にお土産のご紹介。(右)ミニオードパルファンと(左)クローゼットに入れる「香りのミニオーバル」



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