フランスに関心をもつキッカケとなった雑誌 ‘MC Sister’ で衝撃を受けた記事。それは、パリ16区に住むリセエンヌ(女子中高校生)のファッション観。
パリは1区から20区で構成されていてその大きさは日本でいうと、東京の山手線の内側ほど。16区はパリの中でも裕福な家庭が多い地区。
ブランドもののいい服を、たくさん持ってるのでは?と思いきや、とても質素。躾が厳しいことも影響しています。お小遣いも制限があるようです。
一枚のセーターを穴があいてもほつれを直して、いつまでも大切に着ているのです。その一枚のセーターで着こなしの基本を学びます。みんなと同じでは安心しないし、他の人を気にしたりもしない。少しでも自分らしく工夫してみせているのです。
TPOに合わせて服を選ぶので、通学・休日・パーティと印象がガラッと変わります。服、小物、髪型と常に全身をトータルで考えているのです。
パリジェンヌに感じる格好良さは、ものを大切に扱ったり、彼女たちがまだ学生の頃から自分らしさを追求していることから滲み出るものなのですね。


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