アンティークが教えてくれる、年を重ねるということ

フランスアンティーク

フランスアンティーク食器の紹介文が好きです。
読んでいてとても心が安心します。
例えば・・

“経年の表現もプラスされ
奥深い魅力的な器”

“滲みや傷、時の流れをたっぷりと感じられ
儚げで深みのある雰囲気”

“経年の傷やシミも愛しい”

読んでいてとても癒されますし
勇気づけられました。

年を取ることに対して
マイナスのイメージを持っている方は
多いかもしれない。
私もその一人。

そんなときに出会った一枚のアンティークプレート

ムーラン デ ルー(Moulin des Loups) 窯で作られた
プロバンス(Provence) という名前のプレート。
風車の可愛らしい刻印が♡

こちらのお皿、写真でもお分かりの通り
経年のため、シミやキズ、スレ、剥がれ
などが見られます。

それでもガーラントやリボンの模様に
心を奪われました。。す、、素敵。

紹介文にはこう書かれていました。

“時の流れの中で得られた
特別な雰囲気。

使われてきた道具の
経年美を感じます。”

そうなんです。
実際にお皿を手にして
“経年美”ということばが
ピッタリ!と感じました。

そして年を重ねるということを
なんだか前向きにとらえるきっかけ
となりそうです。

どんなにキズやシミがあっても
それは今まで生きてきたことの証。
なにも恥じることはないなぁ。。

若いことはそれだけで価値がある。
それは事実。

ただ、若さが失われたからといって
価値がなくなるわけではない。
けれども徐々に失われてゆく自信・・

そんなときに寄り添ってくれる
アンティーク。

大先輩から学ぶことが
まだまだありそうです。

 

 

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