渋谷と聞くと、人混みや流行の地を思い浮かべる方も多いかもしれません。けれど神南の路地を少し入った場所には、まるでフランスの田舎町を訪れたような気分になれるクレープリーがあります。
今回ご紹介するのは、1985年創業の「オ・タン・ジャディス」。やわらかな光に包まれた店内で、ガレットやクレープを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごした日の記録です。

渋谷の裏路地にある小さなフランス
渋谷の喧騒から少し離れた神南エリア。レンガ造りの建物を見つけると、異国の地を思い起こさせます。

お店は地下一階。まるでフランスの田舎に迷い込んだかのよう。


老舗ブルターニュ地方の味を楽しめるクレープリー
「オ・タン・ジャディス」は1985年創業のフランス・ブルターニュ地方の伝統的な味を提供するクレープ、ガレット専門店。フランス語で “Au Temps Jadis.” Jadisは、「かつて・昔」という意味。’かつての懐かしい時’ という意味合いでしょうか。

土曜日のお昼どき、テーブルはかなり埋まっていました。お客さんの流れも途絶えません。大テーブルの一席に通されます。次回は早めに来て奥の席に座ってみたい。

お水の入ったピッチャーが可愛すぎてテンションが上がりました。お水はジンジャーの味がします。

定番のガレット・コンプレットとシードル
そば粉のガレット、デザートクレープ、飲み物がセットのおススメコースを選びました。そば粉のガレットは ハム、タマゴ、チーズ入りの定番、ガレット コンプレット(Galette complète)を。

丁寧に焼き上げられたクレープ。ひと口ずつ美味しい感覚を大切に味わいました。
飲み物はフランス・ノルマンディー地方の名物、リンゴの発泡酒 ‘シードル’を。シードルはアルコール度5%ほどなので、お酒をあまり飲まない方にも軽くて飲みやすいです。
他にもハチミツのワインが!美味しそう。。テラスで一杯なんていいですね。


ふと見渡すとやわらかい光が店内を包み込んでいました。まるでフランスの田舎町でゆったりお酒でも飲みながら休日を過ごしている感覚。

店内ではクレープを焼き上げる甘やかな香り。店員さんの優しいお人柄も手伝って、心からくつろげました。

フランスのアンティークが柔らかい雰囲気を醸し出しています
もう一つのお楽しみ、デザートクレープは、塩バターキャラメルを。モチモチの生地に塩バターとキャラメルソースが絡まって、最高です!

ガレットとクレープの二枚をペロリ。満腹手前のちょうどよい分量。

可愛らしい小物コーナー。見ていて飽きません。
帰り道、お店の空間とクレープに心の芯から癒されていることに気づきます。後味がホッとするのです。田舎の温もりに心が満たされる感覚。また気軽にふらっと遊びに来たいなぁと思いながらお店を後にしました。

忙しい毎日のなかで、ふとフランスが恋しくなることがあります。そんな時に思い出すのが、「オ・タン・ジャディス」
ガレットやクレープのおいしさはもちろんですが、私が惹かれるのはこの場所に流れる穏やかな時間。渋谷にいながら、ほんの少し旅をしたような気持ちになれる場所。
フランス好きの方はもちろん、静かに過ごせるカフェを探している方にもお勧めしたい一軒です。
オ・タン・ジャディス
Au temps jadis crêperie
東京都渋谷区神南1-5-4
ロイヤルパレス原宿102 B1

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