はじめてのパリ

フランス旅行記

はじめてのパリ

初めてパリへ行ったのは2000年。まだ iphoneがない時代。写真は初代チェキで。レトロな雰囲気に仕上がったパリ写真をお楽しみください。

初めてのパリはHISのフリーツアーを申し込み、妹と一緒に行きました。一人はまだ心細かったので、同行者がいるのは強い味方でした。

飛行機の座席が確定されて、日程表が送られてくる。本当に行くんだぁと日に日に現実味が増してきてワクワク。
日本のメディアで紹介されていたパリは本当なのか?自分の目で確かめたくて。
パリ・シャルル・ド・ゴール空港に降り立ったときの感動といったら!

空港からパリ市内へは、同じくフリーツアーで来ている方々と旅行会社の手配するバスに相乗り。バスの中から見える初めてのパリは、何を見ても感動しっぱなし。高い建物がないせいか、雲が近く感じる。

日本で紹介されるパリは、ちょっと上品な感じ。確かに16区のように、シャンゼリゼ、凱旋門、エッフェル塔など、ピッタリのイメージはあるけれど。

滞在したのはパリ14区。Porte de Vanves(ポルト・ド・ヴァンヴ)ヴァンヴの蚤の市の地域。16区よりは、だいぶ普段着な感じ。

買い物袋をぶらさげて歩く地元の方や、道で話し込むご近所さん。定期的に開かれるMarche(マルシェ)や蚤の市。観光客の私たちもホッとする感覚。

どこを切り取っても絵になるパリの風景。夢中でシャッターをきる。
誰にとっても一度しかない、”はじめてのパリ”
忘れないように記憶にとどめておきたい。

パリのプチホテル

ホテル選びの基準は人それぞれ。 昼間は観光、戻ったら寝るだけだから、必要最低限あればいい。いや、疲れて帰って来たら癒されたいからバスタブが必要。オシャレなデザイナーズホテルに泊まりたい!バルコニーからパリの街を眺めながら、朝食を取りたい。エッフェル塔の見えるところがいい!等々。
はじめてのパリは、HISのフリーツアーを申し込んだので、ランクに分かれたホテルを選ぶのみ。どんなホテルかは着いてからのお楽しみ。ちなみにランクDとやらを選択。とても清潔なホテルで一安心。

ロビーを探索。観光客向けのパリメトロの地図は、ここでゲット。コンパクトに折りたためて持ち歩けるので便利。有名デパートの割引案内情報も見逃せない。

レトロなエレベーターを発見!心を鷲掴みにされる。鉄格子付きで、ガラガラと手動。かなりのんびりスピード。徐々に旅モードに。
お部屋はいたってシンプル。清潔であれば大満足。

バスタブなし、シャワーのみ。人が1人、入れる広さ。
※屈めないほどの浴室もあるので、要チェック。

カーテンが可愛らしくて、テンションが上がる。

朝はこちらで食事、ザ・シンプル。

暖かいコーヒーを毎朝いただく。Un café s’il vous plaît ♪(アン キャフェ シルブプレ)通じないながらも、恐るおそる勇気を出して話してみた日が懐かしい。

ちょっと駅から歩く距離のこちらのホテル。14区という一般市民の住む地域なので治安は良さそう。但し人通りの少ない場所は、土地勘のない観光客には少々不安かも。だからランクDなのかな?
ホテルによっても、地域によっても、ガラッと雰囲気がかわるパリ。

色々と試してみて、是非とも自分に合ったパリを探してみたい。

 

パリの街歩き

パリの人々は、自分の暮らすカルティエ周辺が行動範囲。観光客のようにあっちこっちにとはあまりならない。
なのでメトロで高級ブティックの買い物袋をぶら下げて移動する人は観光客くらい。(今はあまり見かけなくなりましたが。)持ち歩くなら車で移動しているはず。

観光に夢中な私たちは、激安ディスカウントショップ TATI(タチ)の袋をぶらさげて、いつの間にかやってきた1区のちょっと雰囲気のいいカフェテラスで休憩してしまう。

休まず歩き過ぎて、クタクタになったところがたまたまその場所だったのだけど。視線が痛かったのを覚えている。
旅をしているとはいえ、場所によっては格好も選ばなくてはと改めてTPOを意識したのでした。せめて買い物袋を他のカバンに移し替えるなどすればよかったなぁ。
パリの空を見上げながら飲んだグレープフルーツジュースは、ほろ苦い思い出の味。

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