フランスに行きたい。
そう思ったきっかけは人それぞれだと思います。
私の場合は、ある一冊の本との出会いでした。
その本に描かれていたのは、華やかな観光ではなく、パリで暮らす「何気ない日常」
でもその中にこそ、私がずっと求めていたものがありました。

フランスに行きたいと思ったきっかけ
一冊の本との出会い
私の「パリに行きたい熱」を一気に引き上げた本。
この本に出会ったときの衝撃といったら。。

ナナのパリ日記
Paris diary nana by Tsuyoshi Murata, Naoko Murata
株式会社ワールドフォトプレスより
カメラマンの村田剛志さんと、スピック・アンド・スパンの企画/デザイナーの村田奈緒子さんご夫妻がパリに住み、赤ちゃんフレンチブルドックのNaNaちゃんを迎え入れて一緒に生活する様子が、たくさんの写真とともに描かれています。
フランス流の厳しい*しつけ をすると決めたご夫婦が、NaNaちゃんの くぅーんと泣くようすに耐え切れず、かまってしまうところがたまりません。
*フランス人はしつけのために、イヌを寝室にいれないそうです。
パリの日常に惹かれた理由
お二人とNaNaちゃんのリアルパリ暮らしの様子も興味深々なのですが、その普段の暮らしの中にある、ささやかな幸せが垣間見れるところに、私の求めているものがありました。

朝起きて、まだ暖かいふとんに包まって、NaNaちゃんと遊びながらぬくぬく過ごす。そんな何気ないひとときってとても贅沢。
朝食のパンやコーヒーが美味しい、ただそれだけで心が満たされる。
週末は蚤の市へ。ぶらぶら散歩してお気に入りの一点ものを探す楽しみ。
モンマルトルの丘から、エッフェル塔や凱旋門を見下ろす気持ち良さ。日常の中に、ふと現れる印象的な瞬間。
お休みを取って、ふらっとパリ郊外へ列車で小旅行。少し電車に乗れば、自然や静かな街へ。気軽に非日常に触れられるのも魅力。
私には、そんな生活がとても新鮮に見えたのです。

フランスの暮らしから気づいたこと
家と仕事を往復する生活の中で、すっかり忘れかけていた、日々の暮らしの中のささやかな小さな幸せ。
それを感じとる心の余裕を取り戻したい。

例えば、コーヒーをふうっと一息つきながらゆっくり飲む時間。
寝る前に本を読むひととき。
バスや電車での一眠り。
大好きなたまご料理を美味しく食べるとき。
天気のいい日曜日の午後。
なんだかツボにはまって、クスッと笑ってしまう瞬間。
こんな何気ないひとときに、とても幸せを感じていたことを少しずつ思い出していきました。特別なことをしなくても、日常の中で心を満たすことはできることに気付きました。

ちょっと疲れてしまったときに、NaNaちゃんのパリ日記を読み返すと、日常に埋もれる隠れHappyを探すアンテナが戻ってくる気がしています。
フランスに憧れた理由は、おしゃれだからでも観光地だからでもなく、日常を大切にする暮らしに惹かれたから。
忙しい毎日の中でも、小さな幸せに目を向けること。それが、私にとっての「フランス」なのかもしれません。

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