なかなかお休みが取れないけれど、そろそろパリに行きたい!という訳で比較的お休みしやすい年末年始を利用してひとっ飛び。ヨーロッパの冬は寒そうなので今まで尻込みしていましたが、希望を叶えるためにはそんなことは言ってられない!
有給休暇を3日間ばかりいただいて、9泊10日初めての冬のパリを体験。年末年始のパリってどうなのよ?お店は営業してる?蚤の市はやってる?寒さはどう?等々..そんな疑問を胸にいざパリへ。
年末年始、パリの天気と気温
「地球の歩き方」によると、12月のパリは “最高気温7℃、最低気温2℃”とのこと。そして北海道と同じくらいの緯度に位置するパリ。さ、、寒そう!
この前情報を元に、寒さが苦手な私はロングコート、マフラー、手袋、ホッカイロ、セーターと防寒対策をしっかりめにしていきました。
2023年は暖冬だったのか、日中は12℃くらいまで上がりロングコートが暑く感じる日もありました。それでも基本的には寒く、雨や風が吹くと凍える日もあったので暖かくするにこしたことはありません。帰国日の朝はなんとマイナス5℃。これでは蚤の市を巡るのは難しいなと思う体感温度でした。
お天気は雨が降りやすい印象で、折り畳み傘が大活躍。蚤の市に行く日の朝は早く止まないかな。。と祈るような日々でしたが、日中は曇り又は日が射してくることも。
蚤の市のように常に外気に触れる場面では帽子が必要だなと思いました。雨や風で髪がボサボサになるのを防ぐためにも◎
カフェの窓から眺めていたときに、おじさんが被っていたこちらのタイプの帽子がずっと気になっていたところ、レ・アール駅構内でたまたま見つけたベレー帽。生地しっかり目で風が吹いても寒さから守ってくれて必需品となりました。「内側のリボンで調整できるのよ~」と店員さんから教えてもらいました。なんと40%オフで購入!年末年始のセールなのでしょうか。
お店の営業状況
日本を12/29(金)夕方の便で出発、ベトナム・ノイバイ空港を経由して12/30(土)朝、シャルルドゴール空港に到着。アパルトマンに到着したら、日本から持参のカップ麺をすすって、少し休憩した後に街へ繰り出しました。
フランスは日曜日に営業しないお店が多いので、土曜日に買い出しが多い印象。しかも次の日は大晦日!夜には凱旋門やエッフェル塔でカウントダウンや花火が行われるので人出も増えます。その翌日の元旦はもともと祝日。このタイミングではアパルトマン滞在の方は食材を買っておく必要があります。
12月31日の夕方から徐々に人が増え始めるシャンゼリゼ通り。カウントダウンで大盛り上がり。
要注意なのは、皆さん大好きな方が多いと思われる「ボンマルシェ百貨店」の食品館「La Grande Epicerie de Paris (ラ・グランド・エピスリー・ドゥ・パリ)」はこのタイミング(特に夕方)は大混雑するので、なるべく早めにレジを通過することをお勧めします。
とは言うものの、魅力あふれるコーナーがありすぎて素通りできないこと必須。そして夕方となり激込みのタイミング、長蛇の列に遭遇しました。マイペースなフランスのレジ係も今ではいい思い出です 🙂 実は入口でカートをゲットしないことには買い物が始まらないのですが、カートが無くなるほどでした。
100周年記念のクリスマスデコレーションのボンマルシェ。
激込みのなか購入のエスカルゴと厚みのある鮭。鮭は味付け無しなので、日本から持参のお塩を振りかけて食べました。
元旦はお休みのお店が多かったので、営業しているお店を見つけるのがやっと。観光客向けのシャンゼリゼ通りにあるスーパー「Monoprix(モノプリ)」を期待したのですがお休みで撃沈。Google map上は営業していても、実際はほぼお休みでした。美術館もいいですがお店がお休みなので人が多め。こんな日は観光を忘れて、公園を散歩したり、アパルトマンでフランスのテレビを観てゆったり過ごしたりして生活に馴染むのを楽しむのもいいでしょう。
ヴァンヴの蚤の市
毎週土日に開催されるヴァンヴの蚤の市。治安が良い地域でお店の方も親切なので観光客に優しくてお勧め。大晦日の朝に行ってきました。
雨や風の日も多いなか、この日は曇り時々晴れ、蚤の市日和でした。
ロングコートにマフラーと手袋、購入したベレー帽が丁度いい感じ。
今日はお祭りだからとおまけしてくれるお店の方も。お会計のときには「スリに気を付けてね」と教えてくれる親切な店主。フランス語を教えてくれる一コマも。とても穏やかな時間が流れています。
ちなみに戦利品はこちら。
左から、リモージュの葡萄柄が浮き彫りになったカップアンドソーサー。
店主曰くムスティエのコクティエ(エッグスタンド)。サルグミンヌのリンゴと洋ナシ柄の入れ物。アパルトマンの棚に早速飾りつけ。
蚤の市の帰りに パン屋さん Max Poilane (マックス ポワラーヌ)へ。パリでもよく知られている Poilane (ポワラーヌ)とは家族つながり。人気なので人の出入りが絶えません。蚤の市で小腹が空いたときのために先に買っておくのもいいかも。
お店全体がクリスマスデコレーション☆
Max Poilane
87 rue Brancion 75015
日 8:30-19:15
月~土 7:30-20:15
お店でも人気のリンゴタルトやクロワッサンをお買い上げ。朝食が充実して大満足。
冬のフランスの朝は8時頃まで暗く、16~17時代には暗くなるので、明るいうちに行動したい場合はスケジュールを立てる際に少し工夫が必要。又、日曜日に続いて月曜日もお店が休みのところが多いですが、その代わりに朝マルシェが開催されていたりと見どころは様々。結論、冬のパリは十分楽しめました!
コメント