パリの代表的な観光地、凱旋門。 ナポレオンが勝利の記念として建築を命じたと言われています。残念ながら、ナポレオン自身は生きているうちにその姿を見ることはなかったそう。
メトロ1, 2, 6号線 の Charles de Gaulle Etoile(シャルル・ド・ゴール・エトワール)駅を降りると目の前にそびえ立つ、凱旋門。
“エトワール” とはフランス語で”星” の意味。凱旋門から放射状に伸びる様子を上から見ると星の形をしていることから、昔は『星の通り』と呼ばれていたとのこと。現在は『シャルル・ド・ゴール広場』と呼ばれています。
1. 凱旋門の見どころ
Rond Point(ロンポワン)と呼ばれる凱旋門の周りのロータリー。車が激しく走行しています。ぐるぐると回りながら凱旋門から放射状に伸びる12本の通りに上手く抜け出していく様は圧巻です。
近くに観に行きたいけれど、どうやってロンポワンを超えて行くんだろう…と思っていると、凱旋門側に渡る地下通路を発見。
凱旋門の真下に到着。
凱旋門を見上げるとこんな感じ。お天気が良かったので、観光客でいっぱい。気持ち良く風に吹かれて、しばらくのんびり。
周りをぐるっと歩いていくと、無名戦士のお墓が。お花がたくさん。火は一年中灯ったままだそう。
2. 凱旋門の屋上展望台
凱旋門の一角に、長蛇の列を見つけました。凱旋門の屋上展望台へのぼるためです。入り口で入場券を購入して、セキュリティチェックを受けたら、さあスタート!
皆ひたすら無言で、自分の呼吸と向き合います。一方通行で、人一人入るくらいの幅の階段なので、ノンストップで頂上を目指します。ちょっと一息つきたいときは、もう少し上にあがると、階段脇に小さな隙間が見つかるので、そこまでは頑張って!
息も絶え絶え、休憩のため、壁面にある隙間に駆け込みました。同行の母は休憩なしでゴールへ。母強し。
のぼる前は空腹、そしてスニーカーがベスト。昼食後にのぼり、いい運動になったけど、キツかったかな・・。
284段、全てをのぼり終えると… そこには感動の景色が! パリの景色をぐるっと見渡せます。頑張ってのぼった甲斐が。
エッフェル塔に逢えると嬉しさがこみ上げてきます! パリに来た実感が湧いてきました。
高くそびえ立つのは、パリの超高層ビル、La Tour Montparnasse (モンパルナスタワー)、その左側にちょこんと見える、金色のドームは、ナポレオンが眠るお墓、Les Invalides (アンヴァリッド)
遠くに見える四角い建物は、パリのオフィス街 La Défense (ラ・デファンス)に建てられた、新凱旋門 Grande Arche (グランド・アルシュ)
緑がいっぱい、パリ16区ブーローニュの森。
シャンゼリゼ通りも見渡せます。凱旋門を降りたら、ショッピングもいいですね。
さて景色を満喫したらそろそろ出口へ。お土産屋さんに立ち寄り。
戦利品は、プラスチック製のパリの地図。お家のインテリアに。
こんな記念のお札も。*使用はできません。
行きと違って、下りは爽快!
パリを高いところから眺めてみたい!と思ったら、色んな角度からの景色が楽しめる、凱旋門はお勧めです。滞在1,2日目にパリの位置関係を把握するのにも良さそう。
3. ライトアップ
夕方ごろから徐々にパリのライトアップが始まります。凱旋門の彫刻が照らされて、日中とはまた違った装いで更にカッコイイ。いつまでも見飽きない、凱旋門を、ぜひ実際にパリで見てみてくださいね‼
Arc de Triomphe de l’Etoile(凱旋門)
Pl. Charles de Gaulle 8e
4〜9月 10:00〜23:00
10〜3月 10:00〜22:30
一部祝日はお休み
*第1日曜日は、入場無料
**曜日によって営業時間が異なる場合がありますので、Webサイトで確認してみてくださいね。
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