楽しみにして手に入れたアンティーク皿。ところが数日後、食器棚から取り出したとき、思わず目を疑う出来事が…。
小さな欠けを見つけてショックを受けた私の体験を通して、「アンティーク皿が欠けたときにどうするか」「使い続けるコツ」などをまとめました。同じように悩む方の参考になれば嬉しいです。
購入したフランスアンティーク皿のご紹介
人生で2つ目のフランスアンティーク。こちらも E.F. International の Nami さんが主催されたインスタライブの蚤の市で購入しました。
Ravier (ラヴィエ)と呼ばれる、前菜用のお皿に惹かれました。
ラヴィエにはひし形や楕円形、貝の形などがあります。どれも可愛らしい!
Namiさんの知識豊富なお話を聞きながら選んだ1枚。青色で描かれた”あざみ”のデザインのひし形ラヴィエ。窯元はClairefontaine (クレールフォンテーヌ) 。あざみのたおやかさに、とても心が和みます。

クレールフォンテーヌのラヴィエ。青あざみデザインのアンティーク皿。100年以上前の作品を手に入れました。
お皿の作りもさながら、バックスタンプにも興味深々。刻印には 「LG」と記載があります。1890年~1913年 レオン・グラーヴ時代のもの。”Terre de Fer” (テールドフェール) とはフランス語で半陶半磁器のこと。お皿が作られた時代や背景が見えてくると面白いですね。少しずつ知識を深めていきたい♪

欠けを見つけたときの状況
さて、購入して数日のこと。ある日食器棚からラヴィエを取り出したところ・・か、欠けてる~~~!!!ショックで立ち直れませんでしたが、案外キズは目立たなそう!と気を取り直して使い続けています。
ラヴィエとデザートとの相性は抜群♡
ちなみに、、餃子・肉まん・チャーハンもいけます。
私がした対処と工夫
欠け(左先端)はそんなに目立たないでしょうか。幸いなことに、触っても滑らかで安全なので、使用するには問題ないみたい(ホッ)このまま使い続けることにしました。

小さな欠けを発見。触っても滑らかで安全なので使用に問題ありません。

デザートや日常の料理にもピッタリ。欠けがあっても使いやすいアンティーク皿です。
当初はお皿の置き場に気を遣っておらず、通常の食器と一緒の棚に入れてしまっていました。もう少しアンティークの繊細さを家族に説明していれば・・とも思いましたが、日々忙しいなかそこまで気を遣うのは難しいもの。
そこで、アンティーク食器を専用に置くために、キューブボックスを購入して
当面はこちらを自分の部屋に置いておくことにしました。

アンティーク食器のお迎えは、一緒に住む家族の理解も必要ですね。。そしてアンティーク皿を洗うときは、全神経を集中させます^^
将来的には “金継ぎ” で補強できたらと思います。
ご縁あって100年以上も前に作られた作品を手に入れた喜びと、欠けに出会ったからこそ、ますます愛着が湧きました。
アンティーク皿の取り扱いについてまとめ
アンティーク皿は新品(完璧)ではないことを予め理解して購入すると、傷や欠けに冷静に対処できます。欠けを見つけたら、まずは状態を確認して、使用方法を判断しましょう。
小さな傷も含めて愛せるかどうかが、アンティークとの付き合い方。
これからも大切に使って、アンティークの知識を深めていきたいと思います。


コメント