東京蚤の市2025秋に行ってきました!五感で楽しむアンティークの時間

アンティーク

夏の暑さが落ち着いて、ホッと一息できる秋の季節。そんな秋にピッタリなイベントが蚤の市。今回は初参戦の『東京蚤の市』をレポート。一体どんな蚤の市なのでしょうか?ワクワクが止まりません!




 

東京蚤の市とは

2021年から始まった『手紙社』さんが主催するイベントの一つで、春と秋の年2回開催されています。

蚤の市のコンセプトにとっても共感。手紙社さんHPより。

古き良きものと暮らしを豊かにする日用品や雑貨、心を満たす美味しいものに、音楽や大道芸の数々。”楽しい”を五感で満喫できるのが”東京蚤の市なのです。

東京の他に、時期違いで関西と北海道でも開催されています。気になる方は、手紙社さんのインスタグラムを要チェック。

 

開催日とアクセス・入場の流れ

2025年秋、東京の会場は『国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば』JR中央線、立川駅北口から徒歩10分のところ。

11月1日(土)、2日(日)、3日(月・祝日)3連休 9:30-17:00と混雑が予想されました。私は2日(日)の前売券を購入して、9:30前に入場しましたが、既に多くの人々が長い列をつくって待機している状態。

前売券は1枚1,700円。9月末にオンラインで購入しました。当日券1枚2,200円も購入できるのでご安心を。

入場すると会場の地図とリストバンドをもらえます。リストバンドを身に着けて準備完了。アリクイさんのイラストが描かれた会場地図が、折りたためてとっても便利でした。

会場内の出店数はなんと314組。かなり大規模なイベントとわかりました。
古本、古道具、アンティーク食器、お花、文房具に美味しそうな食べ物、加えてアーティストによるライブ演奏と楽しみがあふれてる♪

地図のとおり、エントランスが2つあります。第1会場がこむぎフェス以外のお店。第2会場がこむぎフェス。この2つのどちらかに並ぶのですが、アンティーク目的だったので第1会場を選択しました。




会場の様子と雰囲気

手紙社さんのブース

まず辿り着いたのは手紙社さんのテント。可愛らしい文具や小物にググっと惹かれました。初めて出会うイラストに魅了されて、お店の中をぐるぐると。

可愛いが止まらない!あれもこれもと欲張りになるけど、まだ始まったばかり。

 

表紙がわからない古本屋さん!?

歩いていると、ちらほら見かける古本スタンド。いずれも、本の表紙を覆って中身がわからない状態。それぞれに本の内容にまつわるコメントが書かれていて、それを頼りに購入するという形式。おみくじみたいで面白いですね!

2件目に見つけたお店の”旅ぎらいな貴方に”と書かれた封筒を購入してみました。本当は”旅大好き”なのですが、その逆ってどんな?!と思ってつい。

 

封筒の裏に書かれた”たまにはムダも楽しもう”に猛烈に惹かれて。

『Blind Date with a Book』とは・・・
本との新しい出会い方を提案するインスタレーションです。
カヴァーもタイトルも著者名もすべて非表示し、印字された言葉のインスピレーションで本を選んでみる。運試しのようにおみくじを引くような楽しさと、言葉と本の因果関係を探るのも読んだ後の楽しみ。普段なら自ら選ばないような本を読んでみる新しい読者体験。たまにはムダも楽しもう。

購入したのは、大好きな益田ミリさんの旅本でした!近々旅に出る私へのエールでしょうか。。う、うれしい。

 

フードエリアで休憩 | Laugh Coffeeと白樺珈琲

小腹が空いてきたので、近くにあったフードエリアへ移動。早速”Lough Coffee”のトラックを発見。

空を眺めながらの一杯。美味しかったなぁ~。ドリップコーヒも一緒に購入してみました。ティーパックみたいに浸して抽出するそうです。

少し歩くと好みのプリンが!この外観を見たら買わずにはいられません。

少し固めでほろ苦くて大人の味。白樺珈琲のプリン。

フードエリアはあっという間に行列が。お昼過ぎは大混雑でしたので、予め食べたいものを決めて購入するのが◎ この時点ではランチまで少し時間があったのですが、他にも先に食べておけばよかったなぁ。

 

見つけたフランスアンティーク

フランスアンティーク食器、紙もの

いよいよお目当てのアンティークエリアへ。目移りしてしまい、なかなか先へ進めません。ディスプレイも可愛らしい。

ホーローのキャニスターは、いつかお迎えしたいアイテム。キッチンに棚を作って並べてみたい。

アンティーク食器は、癒される色味やデザイン。
いくつも集めたい。

手前のSarreguemines Agrest (サルグミンヌのアグレスト)シリーズの大皿がとっても目を惹きました。

特に惹かれたのは、アンティーク紙。昔の方が書かれた筆記体が美しくて、芸術作品のよう。何が書かれているかも気になります。

アンティーク紙をラッピングの最後にホッチキス止めするだけでオシャレになるというアイディアをお店の方に教えていただきました。なるほど~!

その他にも、アンティーク紙の上にアンティーク食器をのせて撮影したり、額縁に飾ったりと様々な使い道が。素敵ですね~。

戦利品のご紹介

いつもはお皿に目が行くのですが、今回は紙ものに惹かれました。
見つけたものはどれも宝物。店員さんのアドバイスを活用してみたいです。

いつまでも眺めていられる昔のお手紙。
手書きとタイプライターの2種類。
芸術作品みたいですね。

フランスの字体が可愛らしい印字のキャンディを入れる袋(写真左下)
フランスのコスメラベル(写真右下)
スズランの絵柄が可愛らしいミニ便箋セット

 

会場イベント

運動会・パン食い競争・ポストカー

家族連れの方も多くお見かけ。というのも大人だけでなく、お子さんも楽しめるイベントが盛りだくさんなのです。

玉入れ、綱引き、パン食い競争。懐かしいですね。途中、パン食い競争を観ることができました。紐に垂れ下がっているパンに食いつくのに必死な子どもたちが微笑ましかった。

なかなかパンが取れなくて泣きそうな女の子の姿が。周りの大人が拍手で応援して、感動してこちらも泣きそうでした。無事取れて良かったとホッと胸をなでおろしました。

他にも、移動する郵便局のトラックが。専用のはがきと切手を無料で使用できます。こちらも参加したかったのですが、既に長い行列で諦めました。

赤色が素敵でカッコイイ。日本に1台しかないポストカー。

東京蚤の市のマスコット、アリクイさんが歩いてきました。出会えたらラッキーだそうです。ラッキー❣

 

感想と次回への反省点

初めて参加した東京蚤の市。お天気にも恵まれて、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。昭和記念公園は自然に囲まれていて、会場は広々としており、最高のロケーションでした。

覚悟したいのは午後。広々とした会場が一変、大混雑。スタンプラリーも楽しみにしていましたが、どこも大行列で諦めました。ゆっくりとお店やギャラリーを見てまわるには、目的を定めて、朝一番に会場入りがカギだと思いました。

午後13時過ぎに向かった第2会場のこむぎフェスは、どのお店も大行列で諦めました。どちらの会場も朝一番に入れば、お目当ての商品購入が叶うと思われます。

東京蚤の市のインスタグラムで、蚤の市会場マップを先行して入手することができるので、まずはお店をチェックして当日に備えることをお勧めします。

次回はスタンプラリーやオフィシャルグッズの購入、のみくじ(今回は2026年のおみくじでした)等も楽しみたいと思います。

大人も子供も楽しめる、東京蚤の市でした。

 

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