パリで人気を集めていた朝食カフェ「CLAUS(クラウス)」。パリの朝をちょっと贅沢にスタートできる特別な場所として多くの方に愛されましたが、残念ながら2020年に閉店😭。
今回の記事は、CLAUSの魅力についての回顧録。こんなに素敵なお店があったんだなぁ~と雰囲気を味わっていただけるとうれしいです。
CLAUSとは?かつてパリで人気を博した朝食カフェ
クラウスはパリの朝食専門店として人気のお店でした。パリ・モード業界で活躍されていたドイツ人のオーナー、クラウスさん。ドイツではしっかりと朝食を食べる習慣があるけれど、パリではわりとあっさり目なメニューに物足りなさを感じていたそう。そこで、パリでも充実した朝食を食べたい!との思いでお店をオープンさせたのでした。
店内にはファッション誌が並べられていたり、スタイリッシュなインテリア。ファッション業界で働く人も打ち合わせなどで多く通われたそう。
2018年当時。パリ到着早々、人気のお店ということで勇気を出して電話予約に挑戦しました。始めはあらかじめ用意したメモを見ながらフランス語でチャレンジしましたが、希望していた曜日がいっぱいとのこと。
あたふたしているうちに曜日の単語が抜け落ち、頭の中が真っ白・・に!店員さんがすぐさま英語に切り替えてくれたので、なんとか無事に予約完了。フランス語上達への道のりは、挑戦あるのみです(汗)
9:00am なんと一番乗りで到着。予約しなくても大丈夫そう?と思ったのですが、その後続々とお客さんが入り、席が埋まり始めました。予約しておいてよかった~。
CLAUS思い出の朝食メニュー
メニューには、セットとアラカルトがあり、自分へのご褒美も兼ねて「Le Saint Germain(サン・ジェルマン)」というセットメニューにしました。
レモン水で喉を潤しているとホットコーヒーとともに美味しそうなスコーンが。。
出来立てのスコーンは外はサクサク、中は柔らかくて最高!クローテッドクリームとイチゴジャムを付けて食べるとまろやかな味わいに。
ホットドリンクはコーヒー・紅茶またはホットチョコレートから選ぶことができました。ジュースはオレンジ、デトックス、ビタミンの3種類。私はデトックスをチョイス。
デトックスの中身はリンゴ、洋梨、マンゴー、ほうれん草、キュウリ、ココナッツミルク、スピルリナ、オレンジジュース、グレープフルーツジュース入りと、なんて豪華!苦味はなくとても飲みやすくて気分がシャキッと爽快に。
続いて、ポーチドエッグにアボカドペーストやルッコラ、生ハムが、ノルディックブレッドといってナッツや穀物が入った栄養バツグンのパンの上にのった食べ応えのある一皿。
パリの朝の静けさを味わいながら、おいしさを噛みしめるひととき…パリ旅行の醍醐味ですね。
デザートは、たっぷりのチアシードにバナナとナッツが。意外と軽めで食べやすかったです。全体的に健康的な朝食でした。さすが、朝食専門店。旅行で不足しがちな栄養素を補えました。
パンやケーキも美味しそうでした。朝食用にお持ち帰りすればよかったなぁ。旅行では後回し厳禁ですね。教訓となりました。
ちょっと早めに起きてウキウキとお店へ向かった当時の記憶は、今もパリ旅行の大切な思い出。天気が良く気持ちの良い朝の景色は忘れられません。最後までお読みいただきまして有難うございました。
現在パリでおすすめできる朝食スポットについては、また別の記事でご紹介したいと思います。
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